練馬区での被害現場
練馬区での被害現場
この現場は練馬区の新興住宅街にあり輸入住宅の住まいでした。手口は、裏庭の窓ガラスを三角割りで破壊し侵入。 犯行時間は21時から7時の間です。最近の新興住宅は、塀も低くなっていて見晴らしが良くなっていますが、それでも住まいの周りが暗いと犯行に及ぶものです。 上記の写真を見てわかるようにガラスに団地が反射して写っています。そうなんです、この場所は団地から丸見えで視界を遮るものはありません。 最初は、ここからの侵入ではなく脇側にあった突き出し窓をこじ開けようとしたようですが、こじ開け仕切れずに諦めてこの窓にしたようです。 片開窓や突出窓は最近こじ開けのターゲットにされていますが、この住まいが輸入住宅だった為に突出窓の鍵が掘り込み式になっていて日本のサッシのように簡単にこじ開け出来なかったと見られます。 私が、良く防犯対策の事で言われる事がこの場所は隣の家から見えるので安心だと思っています。 もし、隣の家から見える場所が安心とするならば東京都内で隣の家から見えない家がどのくらいあるのでしょうか。 都内では、泥棒の被害が無くなってしまいます。 自分の都合の良い解釈をすると被害に遭う事になってしまいます。 隣の家が、他人の家を24時間監視してくれてる訳ではないのですから。 この現場は夜になると真っ暗で、人がいたとしても周辺の人からは見えない状況なので、センサーライトが設置されていれば被害に遭う事はなかったとは思います。 でも、周辺の事を気にかけていたとは思います。 割られたガラスはペアガラスです。ペアガラスは通常打ち破りによって割られるのですが音がでますのであくまで音がでない三角割りでガラスを割っています。 ペアガラスを三角割りで破壊するには熟練した技術が必要なので手馴れた泥棒には違いありません。 見事な割り方でした。 このような場所ではパッシングライトが効力を発揮します。 また、二重ロックは全てのドア、窓は言うまでもありません。