泥棒の侵入手口と防犯対策
こじ開け
spaser
こじ開け
現在もっとも多い侵入手口になって今後も多発すると思います。
窓種の中に片開窓やスベリ出窓と言った外側に面格子を取付けできない窓を狙ってこじ開けるシンプルな手口です。
この手口はガラスを破壊しないため防犯ガラス、防犯フィルムなどはまったく効果がありません。 数百万の費用をかけ防犯ガラスに全て交換し1ケ月後に被害にあった住まいもあります。
spaser
対策:
1.室内格子の取付け「オススメ」
2.面格子の取付け「少ししか開閉できなくなる」
3.補助錠の取付け「窓によってできる場合とできない場合がある」
サッシはずし
spaser
サッシ外し
もっも多く使用されている引違窓ですが、通常この窓から侵入する場合は、ガラスを三角割りや叩き割りで破壊するのですが、 最近ガラスを割らずにサッシごと外して侵入している現場を多く見かけます。強引なやり方ですが、やってみると意外と簡単で男性なら1分程度でサッシを外す事が出来ます。 この手口は、最近ペアガラスや防犯ガラスが普及している事で考えたのでしょうがガラスを割るより静かに侵入できます。
*ペアガラスは防犯効果は薄いと言われますが、ペアガラスでは三角割りは困難になります。叩き割るしかありませんが音が出るためサッシ外しの方が理にかなっています。
対策: 1.外側のサッシを持ち上がらないようにサッシ枠上部にネオプレーンゴムなど貼る。
三角割り
spaser
三角割り
昔からある手口で、なるべく音をださずにガラスを割る技法でバールやカナヅチで叩くのではなくガラスとサッシ枠の隙間にドライバーを差込み テコの原理でガラスを折ると言ったものです。
spaser
対策:
1.補助錠を取付ける
2.防犯ガラスに入れ替える
3.防犯フィルムを貼る
4.窓シャッターを取付ける
5.ガラスアラームを取付ける
打ち破り
spaser
打ち破り
ハンマーやバール等で強引にガラスを叩き割るやり方で、音がでても周辺に聞かれない、もしくは気にしないような場所で良く見かけます。 通常は、工場や学校、幹線道路の近くといった場所で見かけたのですが、最近は静かな住宅街でも見かける事が多くなりました。 原因は、周辺の住まいに無関心な人が増えてきている。だと思います。
対策:
1.補助錠を取付ける
2.防犯ガラスに入れ替える
3.防犯フィルムを貼る
4.窓シャッターを取付ける
焼き破り
spaser
焼き破り
ライターやカートリッチバーナーなどでガラスを熱して濡れタオルなどで一気に冷やす。 ガラスはかすかな音をたて割れます。ほとんど音がでません。この手口では寝ている時に侵入されても気が付かない可能性が高いと思います。 泥棒は留守の時を狙うとは限りません。これからは空巣よりも強盗の方が増加していくと見ています。
対策:
1.補助錠を取付ける
2.防犯ガラスに入れ替える
3.防犯フィルムを貼る
4.窓シャッターを取付ける  
ピッキング
spaser
ピッキング
ピッキングツールをカギ穴に差込み不正に解錠する技法で本来鍵屋さんが得意とするが、簡単なカギならば 少しの練習でも解錠する事ができる。
ディスクシリンダーや凸凹の少ないピンシリンダーなど。
カギは防犯の要!見直して下さい。
spaser
対策:
1.シリンダーの交換
カム送り
spaser
カム送り「バイパス解錠」
カギ穴ではなく、カギとドアの隙間に特殊な工具を差込みカギのケースを直接操作してしまう。カギの弱点を狙った技法で 外側のカギが出っ張っていて摘んで引っ張るとドア本体とカギの間に隙間のでるタイプのカギがこの手法で解錠されます。 最近は、見かけなくなってきましたが対策はしておくと良いと思います。新しいカギケースには対策が施されています。
spaser
対策:
1.隙間にリングを挿入して隙間をなくす。
2.ケースを加工する。
サムターン回し
spaser
サムターン回し
サムターン回しの中にもいろいろ手法があり、単純にドア付近のガラスを割って内側のサムターンを回す方法や ドアのドアスコープを破壊、またはドアに穴をあけ自在棒を使ってサムターンを回す方法やドア種によっては ドア枠とドア本体の隙間に特殊な工具を入れサムターンを回しカギを解錠してしまう。 以前、中野のマンションでドアに拳が入る大きさの穴をあけサムターン対策をしてあったドアから侵入した現場を見た事があります。
対策:
1.取外し式サムターンに付け替える。「付け替えのできないカギもあります」
2.補助錠を取付ける「できれば安心錠やセフティリムロックがオススメ」
spaser
もぎ取り
spaser
もぎ取り
もぎ取りは、ドアノブ式の鍵を解錠する場合に用いられる手法で、パイプレンチを使ってノブを引きちぎる強引なやり方です。この場合はディンプルのノブに交換してあっても意味はありません。もぎ取り対策をしてあるノブ式の鍵はカバだけです。ですがカバのノブ式は高く、それに交換するなら間違いなく補助錠を新規に取り付けた方が安く防犯性能も格段に上がります。
対策:
1.補助錠を取付ける
spaser
カギ破壊
spaser
カギ破壊
カギ破壊は、ホルソーなどを使用してシリンダーのコアと呼ばれる部分を破壊しカギを回す技法ですが CP錠では簡単にはできず、鍵屋さんはドアを破壊する訳にはいきませんが泥棒はドアを破壊する事ができる訳ですから 現場にホルソーを待ち込めばドアに穴を開けた方が早いと思います。カギ破壊で侵入された現場は見た事がありません。
対策:
1.破壊対策をされたシリンダーに交換する。「ロイヤルガーディアンなどがオススメ」
spaser
こじ開け
spaser
こじ開け
とてもシンプルな力任せの強引な開錠方法ですが、これがとても多いんです。 簡単に取付けできるドアガードでは防げない場合がよくあります。 ピッキングできないシリンダーに交換しても防げないんです。 だから、ツーロックが必要なんです。
対策:
1.補助錠を取付ける
spaser
閉め忘れ
spaser
閉め忘れ
単純なカギの閉め忘れや少しの時間なら大丈夫といった油断から侵入されるケースですが、いまだに多く発生しているのは防犯意識の無さだと思います。
対策:
1.カギをする。以上
spaser
隠しキー
spaser
隠しキー
カギを住まいの周辺に隠しておくのはとても危険ですのでやめましょう。
対策:
1.隠しキーは、やめる。