住まいごと防犯対策
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一般住宅の共通する防犯対策
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一般住宅だけの事ではなりませんが、特に一般住宅では防犯対策では大切な事なのに軽視されている事があります。
例えば、ポストのカギ。一般住宅ではポストにカギをかけているところがほとんどありません。
未だに、ポストに鍵のついていない製品が多用されているのが現状のようです。
ポストに中には個人情報が詰まっている場所。
もし泥棒の視点から考えてみましょう。
泥棒が侵入しようとする住まいを絞ったとしましょう。
まず最初に、この泥棒は何をするのでしょうか。何を欲すると言った方が良いかもしれません。
私なら、侵入しようとする住まいの家族構成。何人が住んでいて、どのくらいの年齢なのか。
できたら職業も知りたいですね。職業によっては収入の予想がつくし、
それにお子さんがいるなら何歳なのか、小さければ幼稚園や保育所に送り迎えをする可能性が高いと推測できるし
クレジットカードの支払い明細書なんか見つけられれば、それも収入の予想がつくし
お葬式や結婚式の案内を見れば、その日、誰もいなくなる可能性を見出すでしょうしと泥棒にとっては
欲しい情報がポストには入っているのです。
その大切なポストの中を簡単に拝見できるのは防犯意識のない証拠にもつながり、泥棒にとって防犯意識の低い住まいは
侵入しやすいと判断する材料とつながります。
ましてや、表札にフルネームを記載したり、家族全員の名前や年齢を記載するなど問題外。
住まいの防犯対策では面格子を設置したり防犯ガラスにしたり警備会社と契約したりなど確かに大切な対策は多くありますが
ハードな対策だけでは、費用をかけた対策を最大限発揮できないと考えます。
ソフトが充実してこそハードな対策が生かされてきます。